【嫌いな自分にさよならしたいあなたにあげる魔法】不安や悩みの解消法

見出し Reading Memo

『嫌いな自分にさよならしたいあなたにあげる魔法』 佐藤ノア KADOKAWA

こんな人に読んで欲しい

将来が不安な人、自分に自信のない人、夢がなくて悩んでいる人におすすめです。

特に学生にはぴったりの本なので読んで欲しいです。

アーティスト、SNSプロデューサー、モデルなど多彩な活躍をしている佐藤ノアさん。

お悩み相談から、ノアさんの考え方が学べる内容になっています。

就職の不安

「やりたいこと」と「できること」はそうそう一致しない

『こだわり5割 ニーズ5割』を意識する。

自分のやりたいことを貫き通す人生はそれはすごくかっこいいことだけど、その分犠牲にしなければいけないことも多いし、自己満足になってしまうこともある。

「やりたいことが何かわからない」という人がいるけれど、誰でもやりたいことが見つかるものではない。誰かのニーズに応えていくうちに、いつの間にかやりたいことが見つかっていくかもしれない。

やりたいことを本気で見つけたいなら、自分で探しにいかなければいけない。自然とやりたいことが降ってくるなら、みんな熱意に溢れてる。

人生の最優先事項は自分で決める

人生の最優先事項は「仕事」でなくてもいい。

遊ぶことや家族、プライベートが優先の人生でもいいと思う。それでも仕事はしなければ生きていけないから、表面上は「仕事最優先です」という感じにしておけばいい。

『絶対に自分に都合よく生きるぞ!』と決めて自分最優先の選択をしたほうが楽に生きられる。

自分が嫌いな人は他人のいいところ探しが上手

自分や、自分の作品が嫌いな人は、裏を返せば他人のいいところを探すのが上手な証拠。

みんながみんな自分のことを好きでいる必要はないと思う。

自分が嫌いな人は、他人の良いところを引き出す仕事に向いているかもしれない。

自信が持てない人は人と違うところで勝負する

人と比べないということはそもそも無理なこと。

自分が比べたくなくても比べられてしまうこともあるから。

人と比べて自信をなくすのではなく、「その人も頑張ってるんだから超えられるように私も頑張ろう!」って思えることが重要。

向き不向きがあるから同じ分野で比べなくても、違う分野で勝てば良い。そうして努力していけば良い結果が出る。

将来が不安

夢がなくても生きていける

夢はみんなにあるものじゃない。ほっといても夢は見つかるものじゃないから、まずは一日一つ自分が好きになれることをすればいい。

将来の夢という言葉はハードルが高いし使命感に駆られてしまうかもしれないけれど、目標を立てるのは後回しでも大丈夫。

最後は絶対自分で決める

きっかけは、親に言われたからでもなんでもいい。でもちゃんと自分の判断で決める。そうしないと万が一うまくいかなかった時に人のせいにしてしまう。人のせいにするのはずるい逃げ方。

決心ができない時は人の言葉をもらってもいいけれど、決めるのは自分。人に頼ってはダメ。

自分にとってつらくない方を選ぶ

やりたいことが分からなくても、やりたくないことはわかるんじゃないかな。自分にとってつらくない方を選ぼう。

もちろん、つらいことにも意味はあって、そこから学べることもあるから、楽な方を選ぶとは意味は違う。

どんな自分になりたいかを考える

どんな仕事をしたいかじゃなくて、どんな自分になりたいかを考えて、仕事を選べばいい。

なりたい自分の姿は今のライフスタイルの延長線上で考える。夢じゃなくて、予定として、自分が日常生活で重視したいことからイメージする。

5年後にどうなりたいかを考えて、今何をしようか決める。

生きがいが見つからなくても「明日何したい?」なら思い浮かぶ

生きがいや人生を考えることは宇宙について考えることと同じ。壮大なテーマを考えて、悩むよりは、明日何したいか考えよう。

どんな小さなことでもやりたいことをリストアップしていって、目の前にある幸せを回収していこう。

夢を追いかけるのに必要なもの

夢を追いかけたいけど自信がない人は、不安ならやめる。諦められないなら飛び込んでみる。

刺激や夢がなくてつまらない人は、1日一つ自分を好きになることをする。

刺激は自分で新しい環境に入っていって作っていくもの。刺激がないのは言い訳。

今日と明日をよくすることだけ考える

先のことなんてわからないから、今日と明日をよくすることだけ考えよう。

人間関係の悩み

意思が弱いからって自分に軸がないわけではない

人に影響されてしまうというのは悪いことではない。周りに流されてしまっていると感じても、自分に軸がないわけではない。いろいろな影響を受けることはいいこと。今の時代では強みになる気がする。

芯が強く見える人でも、誰かの影響は必ず受けてる。

ただ、周りに悪い友達を置かないことは気をつけたほうがいい。悪い影響を受けてしまうのを周りのせいにするのは違うから、悪い方には流れないように自分で止めることができれば、十分。

苦手な相手との付き合い方

自分が苦手だなと思っている人は大抵相手も自分のことを苦手だと思っている。逆に自分がめっちゃ好きだともう人は相手も自分のことを好きでいてくれる。

嫌なところが1あればいいところを10 見つける努力をしよう。

話しているとなんとなくどこまで踏み込んでいいのかがわかるから、距離感を見極めてチャンスを逃さないようにする。

最終的には、上辺の友達付き合いをやめて嫌われる勇気をもとう。

その場にいる1人にでもマイナスなイメージを残さない

チャンスを掴むために、どんなシーンでもその場にいる人全員が楽しめるように心がける。

人に嫌われたら損しかないから、苦手だなと思う人にこそ、優しく接するようにする。

自分が苦手だなと思っている人は大抵相手も自分のことを苦手だと思っている。逆に自分がめっちゃ好きだともう人は相手も自分のことを好きでいてくれる。

話しているとなんとなくどこまで踏み込んでいいのかがわかるから、距離感を見極めてチャンスを逃さないようにする。

応援してくれる人だけ周りに置く

自分の道を貫ける人が将来いろんな人を動かしていく。

周りに「大丈夫なの?」「やめたほうがいいんじゃない?」と言われると不安になってしまうかもしれないけれど、応援している人しか周りに置かないようにする。絶対一握りの人は応援してくれるから、成長段階で何か言われても大丈夫。

結果が出ればみんな乗っかってくる。だから評価されるまでは我慢も必要。

1人に全部分かってと委ねない

得意分野で分かり合える人がそれぞれいればいい。1人に全部わかって欲しいと思わないで、それぞれで気が合う友達を作ろう。

友達は恋人と違っていっぱいいていい。

世界は広い

悪口を言う人は誰にでもいう。悪口を言わない人もいるし、世界は思っているより広い優しい人もいっぱいいる。

高校生のうちはクラスの縛りがあるけど、大学や大人になったら、一緒にいたい人を選ぶことができる。

面白い話ができなくもいい。なんとなく一緒にいて楽しいで一緒にいていい。

友達に嫉妬しても言わないほうがいい。口に出すほど嫉妬が重くなってしまう。

自己肯定感の低さやネガティブは人生が損

どうしよう?じゃ何も変わらない

不安になるくらいなら24時間楽しむことを考える。たとえ不安でも、悩んでいるだけでは何も変わらないので、24時間楽しめる予定を立てよう。

不安に思うなら、そのことを努力することも大切。どうしても決め切れないなら、一度思い切ってやってみよう。実際に踏み出してみないと何もわからないから。

「一番好きな人間はいつも自分」

慣れるまでは大変だけど、慣れたら意外と簡単な考え方。

勘違いでもいいから「なんか今日の私いいかも」って思わせてくれる材料が1日に一つはあるといい。

マメな心や身体のメンテナンスで、自分を好きでいられるモチベーションを保てるようにする。1日の幸福度を上げる感じ。

今を生きるのがつらい日の考え方

まずは今日と、明日楽しむことを考えよう。

楽して生きるためにも努力は必要だから、小さいことを積み重ねていく。

モテていれば許される

出会いは自分で作るもの

出会いがないが口癖の人がいるけれど、出会いは自分で作るもの。

自分で行動しなければ、出会いはやってこない。

まずはモテる人の真似から始めてみる。

自分を磨いて損はない。

依存体質の人は時間を自分のためになるように使って

1人でも生きていけるけど一緒にいるが理想的な恋愛。好きな人の幸せが、自分の幸せなら情緒不安定にならない。

他人とは価値観は合わないのが普通。

別れた相手のSNSは見ないようにする。男は男で忘れる。

モチベーションを上げる

憧れの人を待ち受けにするより生身の素敵な人を周りに置く

美容も勉強と同じで環境が大切。きれいな人と一緒にいたら、きれいになろうって思えるし、あの人と会うために可愛くしてこって思うことが美へのモチベーションにつながる。

意識の高い子と一緒にいれば、情報も入ってくる。

SNSの悩み

SNSで恋をしてしまったら

SNSの出会いは段階を踏もう。そもそもSNSでは相手との距離を近く感じるけど、果たしてそれは本当に距離が近いのか把握しよう。

まずはコメントで、公開のコミュニケーションから始める。

知っていることも知らないフリをすることはめっちゃ大事。

消耗しないSNSとの付き合い方

悪口や愚痴は電話か直接会ってから話す。SNSのスクリーンショットは怖いよ。

自分が見て嫌な気持ちになるものは断捨離する。

SNSやLINEで連絡を取るとことが苦手なら、会った時に120%を出そう。

読んだ感想

大学に進むと決める時、就職先を決める時、様々なことに悩みます。

将来の夢は何かと聞かれて、夢がないと生きていけないような感覚に陥ります。

佐藤ノアさんのような考え方を持って、世の中に出れば怖いものはないなという感じがしました。

大人になってから読んだので、すでに経験してきましたが、早いうちから「夢」の捉え方、「生きる意味」の捉え方を知っておくこと、考えておくことは人生を豊かにする上で重要だと思います。

一冊の本から自分の全てを決められるわけではないから、たくさんの本を読んで、たくさんの人の意見を聞いて、自分の考え方や価値観を形成していったらいいと思います。

不安を抱えているひと、悩みを抱えているひと、自分は不幸だと思っているひとが、少しでも明るい未来を見られるように、考え方や価値観を発信できる人に私もなりたいと思います。

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