【 ライブ配信で1億円稼いだ話 】著者:福岡みなみ 株式会社幻冬舎
こんな人に読んでほしい
ライブ配信で稼ぎたい人。
日本一を取りたい人。
最近元気がなくて、熱量をもらいたい人。
読んだ感想
福岡みなみさんのライブ配信への情熱と、日本一を取るためのマインドがとてもよくわかりました。
可愛いだけではない、知名度だけではない、そこにはハンパじゃない努力と決意がありました。
「ライブ配信で一億円」それは、とてつもないことで、色々な研究をし、企画を考え、ライブ配信中以外でも、ライブ配信に対する情熱と膨大な準備をしたからこそ、成し遂げられたということがわかりました。
本を読んでいるだけでも、熱くなるくらい、すごく情熱のこもった本です。
自分にやる気が起きなかったり、モチベーションを上げたい時に読むことで、励みになると思います。
やはり、日本一を取る人は飛び抜けています。本当にすごい。
考え方、やり方を学ぶと同時に、熱量ももらえるので、おすすめです。
ライブ配信とは
リスナーさんにアイテムを投げてもらうこと(投げ銭)で稼ぐことができるプラットフォームです。
自分の頑張り次第で、結果が変わります。頑張れば頑張った分だけ稼ぐことができます。
ライブ配信に必要なもの
- パソコン
- スマホ
- ノート
- 筆記用具
ライブ配信は、スマホで行います。
パソコンでは、音楽を流したり、歌配信の時はマイクやミキサーなどの機材も揃えて本格的に行うこともできます。
勝つための戦略や、企画内容、配信中に忘れそうなことはノートにメモするため、ノートと筆記用具も欠かせません。
ライブ配信の心構え
- ライブ配信は稼げる
- 夢をライブ配信で叶えようとしない
- 容姿や年齢は関係ない
- とにかく続ける
- 身の程知らずが勝っていく
- 個人を特定されない配信にする
- アンチに目を向けない
- 仲間を増やしてみんなで船に乗る
- 自分が楽しむのが一番
ライブ配信は稼げる
ライブ配信は努力をすれば、誰でもスマホ1台で簡単に稼ぐことができます。
仕事の空き時間にやってもいいし、夕飯を作りながら、寝る前のちょっとした時間に配信してもいい。自分のペースでできるのも大きな魅力です。
基本的にはやればやるほど稼げるので、アルバイトのような感覚です。
しかも、稼いでいる配信者は、タレントやインフルエンサーではなく、みんな無名の一般人です。
そして、お金をもらうことに、罪悪感は必要ありません。
『ライブ配信は無料で見られるけれど、有料のコンテンツ』と考えましょう。
ライブ配信を見ていて、いいなと思ったり、応援したいなと思ったら、リスナーさんはライバーにその気持ちの分だけ、投げ銭をします。
リスナーは、ライバーの配信している時間や、視聴という体験に、お金を払っているのです。
ライバー側が「申し訳ない」と思ってしまうと、リスナーさんもアイテムを使いにくくなるので、現実世界での金銭感覚は忘れて「ありがとう!」と素直に受け取りましょう。
夢をライブ配信で叶えようとしない
ライブ配信を『稼ぐ手段』として捉えて、割り切ることも重要です。
ライバーとして成功しても、夢が叶うわけではありません。
TwitterやInstagram、Youtube、TikTokなど、多くのフォロワーがいると、インフルエンサーとしてのお仕事がきたり、タレント活動に繋がったりと、その先の夢を叶える手段になることがありますが、ライブ配信では、そうしたチャンスは、なかなかありません。
芸能活動のマネジメントを餌に、ライブ配信をがんばらせることで、儲けようとしている悪徳事務所も多数存在します。事務所に所属して配信を行う方は、十分に注意して事務所選びをしましょう。
ライバーの可能性は無限大ですが、稼げる職業なだけに、利用されてしまう危険性もあります。
容姿や年齢は関係ない
ライブ配信の人気ライバーの見た目や年齢は、実に様々です。
普通の会社員もいるし、主婦や、男性のトップライバーさんもいます。
今は見た目よりも才能や個性、熱量にお金が払われる時代です。
実年齢なんて自分で言わなければ、リスナーには分かりません。
ライブ配信は仮想現実の世界、自分がなりたい自分になれる場所なのです。
とにかく続ける
「ライブ配信で稼ぎたい」「強いライバーになりたい」と思ったら、大事なのはとにかく、”続ける”ことです。
どんなに話がうまくても、面白い企画ができたとしても、数回配信しただけでは”稼げる”というレベルにはなれません。
”定期的に、長く続けること”これが、稼げるライバーになるための必須条件です。
そのためには、ライブ配信を生活の一部にしましょう。
歯磨きや、食事と同じように、配信を『習慣』にしてしまえば良いのです。
また、毎日続けるために、自分のストレスにならない方法も考えましょう。
毎日が難しい場合も、配信する曜日や、時間は決めておいた方がいいです。
自分にとっても、リスナーにとっても、まずは『習慣』にすることが大事なのです。
身の程知らずが勝っていく
ライブ配信は、身の程知らずが勝っていく世界です。
「勝ちたい!」「稼いでやる!」と強く思い続けた人が、結果を出しています。
少し生意気な性格も、あざとい性格も、武器になります。
自分の性格やライバーとしてのキャラ設定にもよりますが、圧倒的に強くなりたいのならこうしたキャラ作りも意識してみてください。
「私が失敗するわけがない。絶対うまくいく!」と思い込むことも大切です。
人から見たら、うまくいってるとは思えなくても、自分は「何があっても大丈夫!」と思うような、『 根拠のない自信 』が必要です。
自分の配信には大金を払ってもらうだけの価値があるという、自信を持ちましょう。
配信に人が集まらない時も落ち込むのではなく、「なんでこんなに面白いのにみんなわからないの?」というほど、強気のマインドを持っておくことが大切です。
個人を特定されない配信にする
ライブ配信で気をつけてほしいのは、ストーカー行為です。
ライブ配信は不特定多数の人に向けて行うものです。どんな人が見ているか分かりません。
家から見える外の景色や、部屋の内装で、住んでいるところを特定できる人もいます。
家や、仕事場、よく行く場所がわかるような配信をするのはやめましょう。
絶対に身分を特定されたくない人は、架空のキャラクター設定を作ってしまいましょう。
アンチに目を向けない
配信をしていると、時には酷いコメントが来ることがあります。
心が折れそうになり、配信中に泣いてしまい、配信をやめてしまうかもしれません。
でもここで、アンチに向き合ってはいけません。
ライバーにはアンチをスルーする力が必要です。
アンチが湧いてきたら、むしろ人気が出てきた証拠です。
小さなことで騒ぎ立てるのは、課金してくれない人です。アンチに気に入られることよりも、ファンを大切にすることを考えましょう。
どうしても辛い時は、ライバー仲間や、友達に相談しましょう。話を聞いてもらうだけでも落ち着きます。
仲間を増やしてみんなで船に乗る
ライブ配信は基本的に1人でできるものですが、もし「圧倒的に強くなりたい」「お金を稼ぎたい」「イベントで勝ちたい」と思うのなら、『 仲間 』を増やすことを意識しましょう。
ランキング上位になるためには、一緒に戦略を考えてくれたり、戦略的にアイテムを投げてくれる協力者が必要です。
ファンだけでなく、同じ視点で考えてくれる『 仲間 』」いることが、勝つためには大切です。
自分が楽しむのが1番
「ライブ配信って、何を配信すればいいんだろう?」
これから始めようとしている人にとっては、ここが大きな悩みのポイントだと思います。
とにかく、自分が好きなことをして、楽しんでいる姿を見せることです。
ライブ配信のリスナーが見たいのは、一生懸命に頑張っている姿です。
何もできなくても、何にも自信がなくても、ちょっとぎこちなかったり、間違えたりしながらも一生懸命に、配信する姿を応援したくなるのです。
より応援してもらうために、自分の失敗や成長過程もありのままに見せていくことを意識してみてください。
途中でどんなことがあっても、最後まで諦めずに一生懸命やり続けることで、奇跡は自分で手繰り寄せるのです。
ライブ配信のやりかた
- キャラクター設定
- 名前をつける
- アイコンをつくる
- 目標を立てる
- プロフィールを書く
- 収入設計を考える
- 安易に事務所に入らない
キャラクター設定
まずは、ライバーとしての自分のキャラクター設定を考えてみましょう。
本当の自分とはかけ離れたキャラクターになることもできます。
もちろん、ありのままの自分で配信しても大丈夫です。
もし、キャラクターを作る場合は、それを最後まで貫き通しましょう。
例えば、彼氏がいない設定にするなら、配信中は絶対に男の影を感じさせてはいけません。 街でデートしているところを見られたら、あっという間にアプリ内で噂が広がり、嘘をついたとして信用もなくなり、誰も応援してくれなくなってしまいます。
設定の崩壊はライバーとしての死に近いので、貫き通す覚悟を持ってください!
稼ぐことが目的の場合は「稼げるキャラ」を意識しておくことも大事です。
覚えてもらえる名前をつける
本名や芸名で活動したい人以外は、身分の特定を防ぐ意味でも、ライバー専用の名前を持つことをお勧めします。
ポイントは、覚えやすいように、目立つ名前にすることです。
また、ライブ配信には自分の名前の横に推しマークをつけるという文化もあります。
自分のマーク(絵文字)を決めておき、ファンも、それを自分の名前の横につけると、誰を推しているかが、わかるようになります。
見たくなるアイコンを作る
配信を見てもらえるかどうかは、アイコンにかかっています。
多くのリスナーの目を引くには、顔がアップの写真を使うのがおすすめです。
自分の顔がどうとかよりも、とにかく魅力的なアイコンにすることが大事です。
画像は加工し放題です。盛ってOK。
さらに、写真と一緒に、何を配信しているかの文字を入れるのもおすすめです。
何かしらのランキングで一番を目指す
「ライブ配信で稼ぎたい」「強いライバーになりたい」と思っている場合は、『 目標の設定 』が必須になります。
マンスリー1位を取りたい
今月はこのアイテムで1番になりたい
このイベントで1番になりたい
頑張るつもりがない人でも、何かしらの一番は目指した方がいいと思います。
中途半端な目標設定は、それすら達成できなくなってしまいます。
ライバーは高い目標を掲げることが大事です。そしてその目標を配信中に宣言して、毎回言い続けましょう。
自分の熱意をリスナーさんに伝え続けることが大事です。
プロフィール欄は目標だけでいい
プロフィール欄に書くことは、目標だけでいいです。
一般的にプロフィールというと、出身や学歴、職業などを書くと思いますが、ライブ配信の世界では、そうした情報は重要ではありません。
ライブ配信は配信ありき!
リスナーは配信を見て気になったら、プロフィールを見るので、そこで多くを知ってもらう必要はありません。
基本的にプロフィールは簡素でいいのですが、配信の予定や、スケジュールなどは書いておくと、配信を見たいと思っているリスナーが予定を立てられるので、親切です。
収入設計をきちんと考える
リスナーが使った金額=ライバーの受けたり金額 ではありません。
ライブ配信アプリでは、ライバーは、リスナーから受け取ったアイテムを、アプリ内で換金することで現金収入を得ます。
アプリによって、リスナーの課金額に応じたポイントの反映仕組みや、換金レートは異なりますが、一番気にしておきたいのが、『 還元率 』です。
還元率は10%〜70%と言われています。アプリによってだいぶ違います。最初に下調べをしておきましょう。
目標収入がある人はこうしたことも踏まえながら、自分に合うアプリを選びましょう。
さらに気をつけてほしいことは、ライバーを狙った確定申告詐欺です。高額で代行する詐欺も流行しているので気をつけてください。
安易にライバー事務所に入らない
ライブ配信が初めてで、不安に思うこともあるかもしれません。
ただし、ライバー事務所に所属することで、ライバーと知って受け取った手取り分が、さらに手数料やマネジメント料として引かれてしまいます。
所属するメリットとしては、ノウハウを教えてもらえることだと思いますが、ノウハウは実際にやった人にしかわからないものです。
もし事務所に入るのであれば、収入が100%もらえるところにしましょう。
ライブ配信の作法(リスナー編)
入室したら挨拶しよう
配信ルームに入ったら、「初めまして」「お邪魔します」など挨拶コメントをしましょう。
入室すると、「〇〇さんが入室しました」と表示されます。
ライバーや他のリスナーから歓迎してもらえることもあります。
そこで、アイテムを投げたりコメントを返したりすると、より歓迎されます。
コメントをするときは
たくさんコメントをする場合は、多少はアイテムを投げるのが礼儀です。
小さいアイテムでも、投げてもらえると、その場が盛り上がるので、基本的には配信を見たら何かしらのアイテムを投げるようにするといいでしょう。
退室するとき
退室するときは無言で抜けても問題はありませんが、「ありがとう」「またね」とのコメントを残したり、アイテムを投げてあげたりすると、お互い気持ちのいい終わり方ができます。
ライブ配信の作法(ライバー編)
まずはトップラーバーさんの配信を見に行ってみましょう。
そこで、配信の雰囲気をつかんだり、人気の理由を研究したりするのが大事です。
その月の上位15人くらいの配信に行き、自腹で課金して様々なアイテムを投げてみることで、リアクションや、返答の仕方などを学ぶことができます。
ライブ配信のお作法を学ぶ上でも、自信をつける上でも研究を最初にしっかりしておくことをお勧めします。
配信ルームに来てくれた人に挨拶
配信ルームに来てくれた人がいたら、名前を呼んで、「ありがとうございます。」とお礼を伝えましょう。
話す内容
できるだけポジティブな話題を選びましょう。
ネガティブな話をする人は印象が良くなりません。
何を話せばいいかわからない日は、リスナーさんに「今日は何してたの?」と質問してみましょう。
お願いの仕方
初配信の日はランキング1位になれるチャンスです!
「初配信の今日だったら、絶対1位になれると思うので、よかったら応援よろしくお願いします。」と真摯にお願いしましょう。腰は低めに、丁寧にコミュニケーションをとることを心がければ、きっと応援してくれる人がいるはずです。
配信終了する時
「ありがとうございます!」と盛大に感謝して締めればOKです。
緊張しすぎず、まずは1〜2時間くらい配信して雰囲気をつかんでみましょう!
リスナーをファンにする方法
名前を覚える
コメントをくれた人、アイテムを投げてくれた人の名前を覚えましょう。
なかなか人の名前が覚えられないという人は、ノートにメモしておきましょう。
そして、来てくれた時、コメントしてくれた時、アイテムを投げてくれた時には名前を呼びましょう。
「みんな」と呼びかけられるよりも、一人の人間として覚えてもらっていたら、嬉しいですよね。
一人一人と会話して仲良くなる
名前とセットで覚えておいてほしいのが「会話の内容」です。
ライブ配信は画面越しではあるけれど、人間同士の付き合いであることに変わりはありません。
配信を見に来てくれたリスナーさん一人一人と仲良くなることを意識しましょう。
リスナーさんのキャラを推測する
リスナーさんとの距離を縮めるために、アイコンから、リスナーさんのキャラを推測します。
特に重課金者は、推しの手書きのイラストを使用したり、デザイナーに頼むなど、こだわりのある人も多いです。
相手のこだわりを褒めるのもいいですし、アイコンのキャラクターを話題にするのも会話が弾みます。
毎回配信を見る意味を作る
その人が、次に配信を見に来てくれた時に、楽しめるような会話を提供することを心がけましょう。
ファンになってもらうには、リスナーが毎回配信を見る意味を作ることが大事です。
リスナーと約束をしたり、リスナーと同じ話題を共有できるようにしておくなども有効です。
使命感でコアなファンになってもらう
「自分がいてあげなきゃ」とリスナーさんに思ってもらうことが大切です。
自分の配信予定に合わせて、リスナーさんにんも予定を合わせてもらうようにお願いする。
イベントで勝ちたい時は、「どうしても勝ちたいから、最後までいてね」と呼びかけるなど
「私にはあなたが必要です。」と伝えることで、リスナーに当事者意識を持ってもらうのです。
迷ったらリスナーに相談
リスナーの気持ちが一番わかるのは、リスナー自身です。
そして、ライブ配信は、ライバーとリスナーが一緒に作っていくものです。
迷ったらなんでもリスナーさんに相談しましょう。
ライバー初心者は特に、ライブ配信についてはリスナーの方が詳しいです。
頼ってくれた方が、リスナーさんも嬉しいし、自分の意見が反映されたら、より応援したくなります。
「稼ぎたい」はNGワード
ライブ配信で「稼ぎたい」はNGワードです。
自分の好きなアイドルが、「稼ぎたい」って言っていたら、どうでしょう?
稼ぐことが目的なの?笑顔もそのため?と思ってしまいます。
稼ぎたい場合は、目標を明確にして伝えるようにしましょう。
目標を設定し、そこに向かって頑張っていれば、その気持ちがお金につながるのです。
リスナーの声に一喜一憂しない
リスナーさんに相談していると、いろいろな意見を言われてどうすればいいかわからなくなる時もあります。
かなり強めのコメントをもらったり、返答に困るような質問をされることもあるでしょう。
悩んだり、怯んだり、どの意見がいいのか迷い過ぎて迷走してしまうかもしれません。
ライバーが方向性を見失うと、配信自体がまとまらなくなり、リスナーさんが離れていってしまう原因にもなるので、人の意見に振り回され過ぎないようにするということも意識しておきましょう。
アンチはファンに変えればいい
アンチは基本的にはスルーしましょう。
ですが、アンチコメントをするということは、わざわざ自分の時間を使って配信を見に来てくれているということ。
その時点で配信に貢献してくれているし、私に興味があるということなので、アンチもファンとカウントすることができます。
自分に全く興味がない人をファンにするよりも、アンチをファンにする方が簡単です。
その方法は、マイナスのことを言われたら、受け入れて、感謝!、そして勧誘します。
同調してくれるファンや、仲間を作り、普段から信頼関係を築いておくことが大事です。
配信でサプライズを行う
毎回見に来てくれるリスナーさんが増えてきたら、配信の内容にも少し変化をつけていきましょう。
毎回同じような配信が続くと、リスナーさんたちが飽きてきてしまうので、配信中にちょっとした「サプライズ」を仕掛けるのです。
今日はゲームをやります
今から歌います
衣装に着替えます
リスナーさんが離れないようにするためには、リスナーさんが見ている景色を常に変えることです。
常に止まったままの同じ景色をずっと見ているよりも、流れていく景色を見る方が楽しいと思います。
機嫌が悪い日もレア配信にしちゃおう
リスナーさんにお金を払ってもらう立場なので、基本的にはおもてなしの精神が必要不可欠。
とはいえ、毎日笑顔ばかりではいられませんよね。
そんな時は、むしろその人間らしい姿をみせると、むしろ親しまれます。
毎回は良くないですが、そういう日もあるというレアな配信にすると面白がってもらえます。
ありがとうで絆を深めよう
- 配信ルームに入室してくれたら「〇〇さん、ありがとう!」
- コメントや、アイテムをもらったら「〇〇さん、ありがとう!」
- リスナーが退室する時、配信を終了するときも「〇〇さんありがとう!」
何かをしてもらった時は、「名前+ありがとう」というようにしましょう。
そのほうが、記憶に残るし、気持ちが伝わります。
「ありがとう」は、1回ではなく、3回伝えた方が、感謝の気持ちが伝わります。
次回予告
配信の最後には、必ず次、回予告をしましょう。
次の配信にもきてくれる人を増やすことも忘れずにしましょう。
ライブ配信で課金してもらうテクニック
イベントに出る
ライブ配信内では、常に何かしらのイベントが開催されているので、とにかく参加して、チャレンジしている姿を見せていきましょう。
イベントの期間中だけは本気を出して、なるべく毎日頑張ってみてください。
ゴールとスケジュールを共有する
どれに参加するか、そのイベントで何をゴールにするかなど、自分の中で目標やスケジュールを決めておきましょう。
そして、ゴールから逆算してスケジュールを立てることが大事です。
スケジュールが決まったら、ファミリーに相談して、一緒に叶える方法を考えてもらいましょう。
具体的に伝えるようにすると、応援してくれるリスナーさんも、どのくらいアイテムを投げればいいのか、指標がわかるようになります。
課金する価値のある内容にする
『アイテムを投げてもらう=課金してもらう』ためには、ライバーもそれ相応の価値を提供しなくてはいけません。
リスナーさんは友達ではなく、お客様。お金を払って試聴していただいているということを忘れてはいけません。
ライブ配信は、商品です。たくさんアイテムを投げて欲しかったら、リスナーさんが自発的に投げたくなるような、『 価値のある配信 』をしましょう。
リスナーはライバーが配信に欠けた労力や時間、熱量を配信から感じ取り、評価します。
ライバーの一生懸命さが伝わった時にこそ、多くのアイテムが飛ぶのがライブ配信なのです。
企画で勝負する
さまざまなコンテンツを考えて、「企画」で勝負しましょう。
企画は多いに越したことないので、常に考えてストックしておきましょう。
1人で考えるのも限界があるので、リスナーさんにリクエストを募ったり、他のライバーさんの配信や、youtubeを参考にしたりするのもおすすめです。
著作権を侵害したり、露出が多過ぎたりすると、通報されたりアカウントが使えなくなったりするので、アプリ内のルールは守りましょう。
あざとくなる
リスナーさんを自分の配信に引き込み、虜にすることが大事です。
ここぞという時には、あざとさも見せていきましょう!
お願いしてみることも大事です。人気ライバーや、アイドルには、こうした「あざとテクニック」をうまく使っている人が多いので、ぜひ研究してみてください。
投げてほしいアイテムを指定して呼びかける
リスナーさんとの間に、「私の配信を見たらこのアイテムを投げてね」というお約束のようなものを作っておくのです。
そして、それをプロフィール欄にも記載しておきましょう。配信中もアピールします。
みんながみんな、最初から最後まで参加してくれているわけではないので、こまめに伝えます。
あらかじめ伝えておくと、配信全部を見る時間はないけど、応援したいからアイテムを投げにきてくれるというリスナーさんもいます。
アイテムの選び方は自由ですが、目標金額がある場合は、投げてくれそうなリスナーさんの人数や、使ってくれそうな金額を推測しながら決めるといいでしょう。
男性は女心をくすぐるべし
男性がライブ配信で強くなる方法で、女子の承認欲求をくすぐる「友達以上、恋人未満」みたいな語り口が人気です。
距離感が近い感じの方が、色々相談しやすいし、配信にもいきやすくなります。
女性のリスナーさんの方が、浮気せず通い続ける人が多いので、真面目に配信を続けられる人こそどんどん伸びていきます。
距離感を変えて課金タイムをつくる
アイテムを投げてほしいタイミングで画面との距離感をかえ、自ら課金タイムを作ります。
会話モードから課金モードに移行することで、みんなに伝わりやすくなります。
課金モードは45秒で、その間に曲を流します。短い時間なら短期集中できるので、みんなが参加しやすくなります。
画面に変化をつけて離脱を防ぐ
イベントで勝ちたいと思ったら、長時間の配信は必須です。
強力なライバルに勝つためには、より長い時間配信をしてアイテムを集める必要があります。
そのために、長時間の配信でもリスナーさんが飽きないような工夫をして、離脱を防がなければなりません。
配信の中でメリハリをつけたり、視線を変えたり、何かを持ってみたりして、画面の雰囲気を変えることを意識しましょう。
視線と声で惹きつける
ライバーが一番みられているのは、目の動きです。
視線を一定にせず、「白目」を効果的に見せるということを意識してみてください。特に女の子は視線をコロコロ変えるとかわいらしく見えると思います。
それから、声のトーンや、話すスピードを時々変えるのもおすすめです。
声でも変化をつけてリスナーの聴覚にも訴えかけましょう。
リスナーをのせる波を作る
テーマ曲とそれに合わせて投げてほしいアイテムを決めて、呼びかけます。
音楽はわかりやすくスイッチを切り替えられるし、お祭り感を出しやすいのでおすすめです。
アイテムを投げてもらったら、全力でリアクションするのも大事です。
お金はリスナーさんの愛
あまりにアイテムを投げてもらうと、リスナーさんの懐事情が気になってしまうかもしれませんが、あまり気にし過ぎない方がいいです。
冷たい言い方ですが、アイテムを投げてくれるのは人ではなくアカウントと思うくらいに割り切るのも大事。
ライブ配信の世界では、好きがお金に換わって、そのお金が愛になって、アイテムという形で届けられます。そしてこの世界では、一番アイテムを投げる人が、一番「イケメン」になれます。
ありがたいけど、ありがたがり過ぎないのが大事だと思います。
リアルでは絡まない
一度会ってしまうと、だんだん会わないと稼げなくなってしまいます。
リアルでは絡まず、ライブ配信の世界だけで完結させましょう。
リスナーに簡単に口説けそうと思われないように自分をブランド化しましょう。
そのためには隙を見せず、自分の品位を保つこと。
あの子に変なことしたら、嫌われちゃうと思われるくらいがちょうどいいのです。
長時間配信でリスナーを動かす
イベントで勝つためには長時間配信が欠かせません。
1位を取るようなライバーは一日10時間くらい配信している人が多いのです。
何時間もやっているという事実がリスナーの心を動かします。
みんな自分が最後の1人になりたいし、ライバーを勝たせるヒーローになりたいので、一緒に頑張ってくれます。
圧倒的に突き抜ける方法
もし圧倒的に突き抜けたいのなら、どう考えても負ける戦いに挑むことです。
そして、きちんと公言し、本気で挑戦し続けることが大事です。
どんなに遠い道のりでも、一番を目指します。
みんなの記憶に残るのは1位だけです。1位以外は負けだと思うようにしましょう。
『日本一』でなくてもいいけれど、何かしらの1位にはなりましょう。
自分が1位になったらどうなるのか、逆になれなかったら、どうなるのかを具体的に伝えると、リスナーさんたちの応援の熱もより上がります。
勝つためのチームを作る
自分の目標や、熱い想いを、みんなに語って浸透させ、チームメンバー全員の共通認識にします。
チームを機能させるコツは、それぞれに役割を与えること。
当事者意識が芽生えると、やがて勝つための戦略を自発的に提案してくれるようになります。
同じ目的を持ち、共通の「敵」を倒すための「共犯者」をいかに作れるかが勝負の鍵です。
チームみんなで波を作る
その一つが、闇投げです。
配信中、ちょっと画面から離れた間にリスナーさんがアイテムを投げるというものです。
本来弱点となるはずの時間すら盛り上げタイムにして、さらにポイントを稼ぐことができるのは、チームメンバーのおかげです。
自分より強いライバルを見つける
負けたくないという気持ちは、自分を奮い立たせる原動力になります。
ライバルは、強過ぎても弱過ぎてもダメです。自分と同じぐらいか頑張ればギリ勝てるかもしれないくらいの人を見つけましょう。
どうしても負けたくない!と思ったからこそ、自分の限界を突破することができるのです。
チームで戦略を立てる
勝つためには相手チームの全体像をきちんと把握して、戦略を立てます。
イベントの際にはスパイも用意して、相手の情報、作戦を引き出します。
ですから、二重スパイが潜んでいる可能性もあります。その場合は、相手に報告されることを見越しての発言をすることも意識して、相手を油断させましょう。
何億円でも稼ぐ覚悟を持つ
大金を受ける覚悟がないと勝てません。
100万円だと思ったら、100万円の配信になるし、一億円だと思ったら、一億円の配信になります。
上限を決めず、何億でも稼ぎたいと思うようにしましょう。
重課金者を贔屓する
いかに重課金者を味方につけられるかが、大事なポイントになります。
みんなに同じ対応をしないように、たくさん課金してくれた人をいい意味で贔屓するのです。
もちろん重課金者以外にもできる限りのお礼は伝えますが、多少の特別扱いはあった方が気持ち良く大金を使ってもらえると思います。
課金額を可視化してリスナーの承認欲求を満たす
配信でたくさんお金を使ってくれた人を、みんなにわかるようにします。
金額を可視化することで、応援してくれたリスナーさんたちの承認欲求が満たされます。
もらったお金は1割以上還元
応援してもらうためには、もらう一方ではなく、還元するのが大事です。
- オリジナルグッズを制作してプレゼント
- 優勝時の特典
自分も何かしらのプレゼントがもらえるとしたら、より応援したくなりますよね。
響く特典は人それぞれなので、リスナーさんたちとしっかりコミュニケーションをとりつつオリジナリティの出るものを用意しましょう。
最後の瞬間まで全力でやり抜く
ライバーは何があっても最後まで真剣にやり抜くことが大事です。
日本一になるためには、このような戦い方があります。
日本一を目指そうとしたら、綺麗事は通用しません。
「日本中の人に好かれたい。だから嫌われないようにいい子でいよう。」
そんな中途半端な覚悟ではテッペンをとれるほど、甘い世界ではありません。
福岡みなみさんについて
福岡みなみさんは初めはコロナ禍でタレント活動が減ってしまい、事務所から提案をされて、ライブ配信を始めたそうです。収入が減ってしまったこともあり、「自分の力で稼ぎたい」という思いのもと、始めることを決意しました。
やり始めた最初の配信の同時視聴者数はMAX3人だったそうです。
一瞬落ち込みかけたものの、この出来事が、やる気に火をつけました。
「ライブ配信で絶対1位になる」
「私は日本一になりたい!」
ライブ配信に夢中になり、友達も、恋も、遊びも、自分の時間も何もかも全て投げ出して熱中していました。
「一番しか嫌だ!」
「負けている自分を見たくない!」
結果的には、勝つことへの尋常ではない執着心が全ての戦いを勝利に導いてくれたそうです。
この本では、
- 究極の負けず嫌いの福岡みなみが勝つためにやったことは何か?
- 何をすれば日本一になれるのか?
- どうすれば一億円も稼げるのか?
稼げる強いライバーになるために必要なことが、全て詰め込まれています。
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