【はじめましての美容医療】美容医療の疑問を解決!初心者のための本

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【はじめましての美容医療】 KADOKAWAライフスタイル編集部

こんな人におすすめ

・美容医療に興味がある人

・美容医療について何もわからない、初心者の人

本の感想

さまざまな肌悩みに関する治療法や、ホームケアの方法が書かれていました。

それぞれの施術の内容や期間、金額も書かれていて、とても参考になりました。

美容医療について何も知らなかったので、この本をとり、読んでみたところ、初心者に最適の本だと思いました。

「自分の悩みがわからなければ、改善できない。」

「悩みに対するアプローチ方法がわからなければ、一歩が踏み出せない。」

その「一歩」のための本だと思います。

漫画もイラストも載っていて読みやすいです!

美容医療とは

美容クリニックとエステサロンの違い

美容クリニックは医療行為を行う医療機関で、施術を行うのは医師免許を持った医師や、看護師です

手術も可能で、高出力のレーザーなどの医療機器や、成分濃度の高い薬剤の使用などが許可されています。

美容医療は、保険外治療であり、治療がくが高額になるため、同意書のサインも必要になります。

エステサロンは、エステティシャンが施術を行います。医療行為ではありません。

皮膚科と美容皮膚科の違い

皮膚科には、一般皮膚科と美容皮膚科があります。

一般皮膚科では、主に皮膚疾患を保険治療で行います。

美容皮膚科では、美容目的の施術などを保険適用外治療として行います。

形成外科と美容形成外科の違い

形成外科は、保険診療を主体として、主に体表面の疾患を担います。

美容外科は、美容医学的に正常な状態に施術を行います。原則自費診療です。

病気の治療と異なる保険適用と自由診療

保険が適用される症状は基本的に病気や疾患です。

悩みやコンプレックスではあるものの、日常生活に支障がないもの、または、美しく、若々しくなりたいという目的の治療は、保険の適用になりません。

美容クリニックの選び方

多くのクリニックがある中で迷わないために、まずはSNSやHPから口コミや、症例写真のBefore、Afterをチェックしましょう。

美容医療は医師の施術の技術や、美的センスなどが問われる専門的な医療分野のため、医師の美容医療の経歴や実績が信頼できるかが大事です。

まずは、カウンセリングをしましょう。

カウンセリングをしっかりしてくれて、治療のリスクやダウンタイムなどの説明があることは最重要事項です、

自分に最適な治療を提案してくれること、必要な費用の明細について詳しく説明があるかを確認しましょう。

施術後のスキンケア指導などのアフターフォローをしてくれるかも要チェックです。

カウンセリングを受けたからといって、必ず治療を受ける必要はありません。

納得がいかなければ別のクリニックに相談しましょう。

ダウンタイム:施術後から回復までの期間のこと

3大悩み

毛穴

毛穴は皮脂が分泌し、外部刺激から肌を守ってくれます。

ストレスや乾燥などにより、皮脂分泌が盛んになりすぎると、さまざまな毛穴トラブルが起こり、悪目立ちしてしまう原因になります。

まずは自分の毛穴をじっくり観察して、今どんな状態かを知り、正しくお手入れすることで、毛穴と上手に付き合っていきましょう。

毛穴は内側からのケアがとても大事です。

つまり毛穴

毛穴の中にある皮脂腺から分泌された過剰な皮脂が毛穴に蓋をして角栓となっている状態です。

ストレスや不規則な生活などで、角質がさらに溜まり、放っておくと酸化し、黒ずみや毛穴をさらに広げる原因になってしまいます。

角栓除去

皮脂を抑える治療

できるだけ刺激を与えない的確なケアが必須です。

  • ソニックウォッシュピーリング
  • ハイパーエナジー導入

ビタミンCとカフェインを配合したピーリング美容液を塗布し、イオン導入と超音波導入を同時に行い、毛穴周りに固着した皮脂や黒ずみを浮かび上がらせて吸引します。

さらに、毛穴縮小、代謝促進、炎症抑制、赤み低下作用などがあるカフェイン・シトルリンをイオン導入し、つまりのない引き締まった毛穴にします。

乾燥毛穴

肌が乾燥して水分不足になると、キメが乱れ、毛穴の凸凹が目立ちやすくなります

とにかく肌を潤すことが第一に、入念な保湿を行うことが大事です。

クレンジング

保湿ケア

皮脂を落としすぎず優しくケアできるクレンジングと、継続的な保湿ケアが大事です。

  • イオン導入
  • 外用薬

クレンジング後、美容・保湿成分をたっぷり含ませたシートで顔を覆い、イオン導入機をシートに接続し、微弱電流を流し、薬剤を皮膚の深部まで浸透させていきます。

自宅でもお肌に合わせてセレクトされた、外用薬を使用し、日々の潤い補給を徹底します。

たるみ毛穴

毛穴は加齢と共に皮膚のコラーゲンやエラスチンといった弾力繊維が少しずつ失われ、たるみます

ストレスや紫外線でも進行することがあり、若年層にも拡大中です。

アンチエイジング成分をイオン導入することで、コラーゲンの産生を促し毛穴周りの皮脂を引き締め、皮脂分泌を抑えます。

ジェネシス(赤みがある人は グリーンジェネシス)

コラーゲンを増やすレーザー

・アンチエイジング導入

クレンジング後、アイシールドを装着し、ジェネシスを照射します。

その後肌の状態に合わせて、ビタミンA・B群・C、グルタチオンなどのアンチエイジング効果のある毛穴引き締め成分をたっぷりイオン導入していきます。

すり鉢毛穴

毛穴の出口がぱっくりと開き、すり鉢状に凹んだ状態の毛穴です。

原因は、皮脂が出過ぎることによる炎症です。放っておくと、毛穴同士が繋がって大きな凹み=クレーターに進んでしまうこともあります。

毛穴を引き締めてコラーゲンを増やす施術とイオン導入などの潤いを与えるトリートメントとホームケアの掛け合わせ治療が必要です。

  • ボツリヌストキシン注射
  • イオン導入
  • ノンニードルメゾセラピー
  • パールフラクショナルレーザー
  • ジェネシス
  • ケミカルピーリング

麻酔クリーム後、アイシールドを装着し、パールフラクショナルレーザーを顔全体に照射します。点状に細かい穴を開け、表皮と真皮で同時に肌再生が促され、新しい肌に入れ替わっていきます。

しみ

しみは生まれつきあるものではなく、紫外線や刺激などにより、メラニンが増えて肌に溜まった状態です。

しみ

茶色で形や大きさは人により大小です。

代表的なものが老人性色素斑と呼ばれ、加齢に伴う肌の代謝機能の低下や、紫外線によるダメージなどで、徐々に増えていきます。

美白内服

光治療のIPLやレーザー照射

基本的には、ホームケアで、ターンオーバーの乱れに着目した成分ビタミンAやハイドロキノンなどのメラニンをブロックする効果が期待できる美白剤で改善していきます。

肝ぱん

頬ぼねのあたりや額まで、左右対称にできるしみを肝ぱんと言います。

原因は紫外線やストレス、摩擦などのあらゆる刺激です。

とにかく刺激を与えないマイルドな治療が大前提です。

  • ピコトーニング
  • リバースピール
  • 内服薬

内服薬を服用しながら、内側から炎症を抑え、クリニックではピコトーニングを全顔にあててメラニン色素を少しずつ分解していきます。

ニキビ跡・傷跡じみ

ニキビ跡、虫刺されなどによる炎症が肌にダメージを与えた際に、メラニンが生成され、そのまま色素沈着してシミとなってしまっている状態です。

まずは炎症を抑える内服薬を飲みながら落ち着くのを待ちます。その後症状を見ながら、光照射のIPLやレーザー、ピーリングなどによる、しみ治療をスタートするのがおすすめです。

しみ治療のピーリングには表面の角質を落とす剥離型や、奥まで入って肌を刺激する浸透型など種類はさまざまですので、状態により、施術の組み合わせをセレクトして治療していきます。

しみ以外

ほくろ

ほくろは、メラニンが変化した良性のできもののことです。

ほくろ治療は、CO2レーザーや、電気メスを当て、熱で焼きとっていきます。

大きなものは外科手術の切除法で切開し、くりぬき除去、数日後に抜糸して治療していきます。

あざ(ADM)

しみよりも深い層にある色素沈着です。

あざは難しい治療と言われています。

しみよりも皮膚の深い部分にあるため、ビーレーザーを肌奥まで照射し反応させ、徐々に排出させていく治療が有効です。

そばかす

遺伝からくる細かい茶色の斑点のことです。

そばかすは遺伝的な要因で、幼少期から発症し、なつや思春期に濃くなるのが特徴です。

IPLや、ピコレーザーに反応しやすく、3回ほどの照射で良くなることが多いです。

しわ

表情じわ

表情の癖からできるしわで、笑いじわや、眉間のしわ、目を開くときにおでこに入るしわなどがあります。

・ボツリヌストキシン注射

ボツリヌス菌を直接筋肉に注射し、動きを抑制します。

溝じわ

加齢によって皮脂のコラーゲンやエラスチンが減少し、しわが深くなってくると、凹んで溝になってしまいます。

・ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸を注入し、内側から持ち上げます。

小じわ

肌自体の再生力が落ち、表面にチリチリと出てくる浅いしわです。

・アンチエイジングダーマペン

ダーマペンで製薬を導入することで、内側から肌再生します。

しぼみじわ

肌がやせ、ボリューム不足になり、余った皮がたるんで、しわが出てしまっている状態です。

・潤い注射

ブレンドした薬剤を注入することで、内側からボリュームアップさせ、シワを改善します。

肌悩み

くすみ

なんだか顔色が悪く見えたり、肌に透明感がなかったりするのがくすみです。

茶ぐすみ

メラニンの蓄積によるくすみ

クレンジングや洗顔時に肌を擦ったり、目の周りをよくゴシゴシとかいてこする習慣がある人になりやすいです。

また、野外で過ごすことが多く、UVケアを怠っている人もこのタイプです。

  • 摩擦を避けて優しく洗う
  • 毎日のUVケアと保湿
  • ピコトーニング

顔全体に低出力で照射していく治療で、くすみや色ムラを取り除いて、肌全体のトーンアップが図れます。メラニン色素を強力に分解・排出します。

灰ぐすみ

ターンオーバーが乱れて古い角質が溜まり、角質が厚くなっていたり、睡眠不足やストレスなどによる血行不良によるくすみ

  • ケミカルピーリング
  • アクアフェイシャル

美容液で毛穴を洗うという新発想の施術です。

洗顔では落としきれない毛穴の奥の汚れや、余分な皮脂、古い角質をスッキリさせます。

黄ぐすみ

糖化によって肌が黄色っぽくなるくすみ

肌の中で食事などからとった余った糖がタンパク質と結びつき、AGEsという老化物質を作り出すことで肌が全体的に黄色っぽくくすんでいる状態です。

糖質を過剰に摂取すると、肌の黄ぐすみを起こす透過のリスクが増大します。

  • 血糖値を上げにくくする食事
  • 野菜から食べるようにすること
  • フラクショナルCO2レーザー

炭酸ガスレーザーを小さなドット状に分割して照射することで、肌に小さな穴を開け、意図的に一旦傷を作ります。その小さな傷を治そうとする皮膚の自己再生機能により、くすみが払拭され、ふっくらした肌をよみがえらせます

産毛ぐすみ

産毛によるくすみ

・ジェントルレーズプロ (産毛脱毛)

たるみ

加齢によって重力でだんだんと下に落ちていくたるみですが、さまざまな治療法が出てきています。

皮膚のコラーゲンが減ってハリがなくなっているのか、顔の支持靭帯が緩んでいるのか、表情筋の癖によりたるんでしまっているのか、原因はさまざまです。

肌の構造を知り、自分のたるみの原因を理解した上で、的確に治療していくと解決できます。

ハイフ

高密度商店式超音波により、筋膜・皮下脂肪・真皮に熱を与え収縮させ、肌の内側から引き締めます。部位により、カートリッジを変えながら、3層にアプローチします。

高周波

熱エネルギーを真皮と脂肪層に照射することで、コラーゲンを増やしながら、肌を引き締めます。

ボツリヌストキシン注射

表彰が発達しすぎると下に引っ張る力が増えてたるみの原因になります。筋肉の動きを抑え、表情筋によるたるみを軽減します。

スキンブースター注射

エクソソームなどを真皮に注入することで肌再生を促し、ハリが戻ります。肌表面のしぼみ肌によるたるみが改善されます。

ヒアルロン酸注入

年齢とともに痩せてくる部分や、元から足りない箇所にヒアルロン酸を注入することで顔が立体的になり、たるみまで軽減されます。

糸リフト

溶ける糸を肌の柱=リガメントに通して引き上げて固定します。(=ヨシンリフト)

糸が溶ける過程にもコラーゲン生成が行われるため、未来のたるみ予防にもなります。

ニキビ

ニキビは段階を踏んで悪化します。

皮脂が毛穴に詰まった状態の白ニキビから、毛穴が開いて参加し、黒ずんだ状態の黒ニキビ

白ニキビから悪化して炎症が起きた状態の赤ニキビ

赤ニキビが悪化し、膿が溜まった状態の黄ニキビ

色素沈着など後になってしまうことも多いので要注意です。

  • LED
  • ソフトピーリング
  • イオン導入

光の力でアクネ菌を殺菌します。

人それぞれ、ニキビの症状に合わせた治療を行います。

ニキビ跡はレーザーで改善できます。

治療薬でのホームケアも必須です。

ハリ・ツヤ

肌にハリとツヤがなくなってしまうと、一気に老けた印象になってしまいます。

ハリとツヤは若々しさの象徴なのです。

ハリ

ショッピングリフト

極細の溶ける糸を複数本お悩み箇所に挿入することで、肌を補強します。さらに、鍼の刺激により、1ヶ月から3ヶ月かけて徐々に肌のコラーゲンを増やし、内側から弾力がアップする効果が期待できます。

ツヤ

パール注射

美容成分をダイレクトに注入して肌の艶を改善したり、肌の潤い、透明感までを取り戻せると、美容大国韓国でも、大人気の施術です。

総合肌悩み

美白も、ハリも、毛穴も、しわも

ポテンツァ

マイクロニードルと呼ばれる美細針を皮膚に刺し、針先から高周波を照射しながら、同時に悩みに合わせた薬剤も肌奥に届けることができる施術です。

美容形成外科にかかる時の心得

  1. 仕上がりやデザインのイメージをしっかり持つ!
  2. リカバリーやリスクの説明をしっかりしてくれる先生を選ぶ!
  3. 着地点を一緒に話し合えるクリニックを選ぶ!

好みのイメージはもちろん、すっぴんでいたいのか、メイクして映えたいのかなど、日常生活に置き換えて具体的にイメージするのが大事です。SNSや口コミで症例を幅広く見て、好みの顔をデザインしている先生を数名ピックアップし、カウンセリングしてもらいましょう。

また、手術をするにあたって必ずついてくるのが、ダウンタイムやリスクです。整形の良い部分だけではなく、術後に起こりうる一連の流れを丁寧に説明してくれる先生を選んでください。そして何かあったときに、リカバリーできる技術を持った先生かどうかも大事なポイントです。

手術後に「イメージと違う…」なんてことが起こらないように、最終的にどうなっていたいか共有できる先生選びが大事です。

ドクターズコスメ

ドクターズコスメとは、医師が開発に関わっている、もしくは、監修しているコスメのことです。

  • ENVION
  • ZO SKIN HEALTH
  • Lekarka
  • REVISION SKIN CARE
  • GAUDISKIN
  • Lov me Touch

クリニック専売品、オンライン購入可能なものまでさまざまなものがあります。

ATTENTION!

美容医療における効果・効能・使用感は症状や体質、肌質によって個人差があります。

それぞれの悩みに対する治療法は、各クリニック、各医師のいち見解として紹介されています。

医療機器や、薬剤などによる治療の痛みやダウンタイム、副作用には、個人差があります。

治療を受ける際は必ず医師のカウンセリングや、診断に従って、医師と相談・検討のもと、自己責任で治療を受けてください。

クリニック

青山ヒフ科クリニック

THE ONE.

東京ヒルズクリニック

銀座ケイスキンクリニック

Clinic K

美容皮膚科タカミクリニック

Peril Clinic

目黒げんクリニック

アンジークリニック

Bellefeel Clinic

HADA LOUNGE クリニック

今 泉 スキンクリニック

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