妊娠が発覚し、喜びや戸惑いなど様々な感情が押し寄せてくるなか、早速やってくるマタニティトラブルにつわりがあります。つわりは人によって症状も異なり、その深刻さも異なります。
つわりのメカニズムの解明もできておらず、立派な薬も処方されず、なんとか時が過ぎるのを待つしかないのが現状です。
実際に体験して、自分自身でたくさん試して、効果があったものを紹介します。
もちろん人によっては体調に合わないものもあるかもしれません。
もしかしたら、少しだけでも軽減できることもあるかもしれないので、参考にしていただけたら嬉しいです。
これが効いた!軽減方法!
- できる限り全て無臭のものに交換する
- Dakaraを飲む
- 氷枕をつかう
- ひたすら眠る
- 辛めのミントガム
- 家事や仕事を任せる
- 体が受け付けるものだけ摂取する
とにかく減らせるストレス要因は全て減らすことで、つわりを軽減できたと感じています。
つわり(悪阻:おそ)とは
つわりは妊娠初期に見られる症状で、一般的には吐き気や気持ち悪さ、気だるさなどを感じます。
つわりの種類
- 吐きつわり
- においつわり
- 食べつわり
- 眠りつわり
- 頭痛
様々な症状が出る人もいれば、一つの症状だけが強く出る人もいます。
つわりの原因は未だ解明されていない!
つわりは個人差が大きい!
症状と対策
吐きつわり
つわりが始まってから常に気持ちが悪く、胸焼けのような、胃もたれのような、二日酔いのような症状が毎日続きました。
なるべく吐きたくないと思っていたので、我慢しましたが、1週間で1〜2回ほど吐きました。
イメージだと、気持ち悪くなって吐く一時的なものが何回か来るのかなと思っていましたが、常に気持ち悪く、吐いてもそんなにスッキリしない感じでした。
<対策>
いつ吐いてしまっても大丈夫なように、常にビニール袋を持って移動していました。
吐き散らかしてしまうかもしれないという不安を解消しました。
においつわり
ご飯の炊ける匂いがダメとよく聞きますが、意外とこれは大丈夫でした。
料理で炒める時の匂い、冷蔵庫、芳香剤などの人工的な香りなどで、吐き気がきました。
とにかく何もかもニオイが強く感じられるため、普段のいい匂いも全て臭いと思いました。
<対策>
香り付きのものはできるだけ無香料にし、キッチンからできるだけ遠のき、料理をせず、冷蔵庫を開けるときは息を止めて生活をしていました。
※普段では気付けないのですが、無香料も無臭ではないということがありますのでお気をつけください。
食べつわり
常に食べてないと気持ち悪いというもののようですが、食べても食べなくても正直気持ち悪かったです。
空腹時に特に気持ち悪くなり、胃に何もないのに吐くこともありました。
<対策>
口の中がスッキリする、ガムを噛んで耐えました。
眠りつわり
つわりが始まった時は、気持ち悪さとともに、起きていられないくらいの眠気に襲われていました。
夜も眠っているはずなのに、必ず昼寝をしていました。
<対策>
体調に合わせて、休憩し、寝れるときには寝てました。
頭痛
つわりの終わりに近いときによく頭痛になりました。
頭痛持ちではないですが、天気が悪い日に頭痛が強くなりました。
<対策>
冷えピタや、アイス枕を使って寝ていました。
つわりの期間
6週目から始まり、15週6日で終わりました。2ヶ月ほど続きました。
早い人は3週間、長く続く人は妊娠中ずっとという人もいるようです。
「いつか終わりが来るから頑張って!」と言うアドバイスをいただきましたが、「そのいつかが分からないからつらいの!!」と思っていました。
つわりの終わりが見えなくて、毎日不安でメンタルもやられました。
特に気をつけたこと
つわりと似たような症状の脱水、逆流性胃腸炎が同時に起こらないように気をつけました。
- 水分をしっかりとる
- 食べた後すぐに横にならない
水を飲むのが一番いいですが、水も飲みづらく感じることもありました。その時は自分が一番飲みやすいと感じるもの(私の場合はDakara)を積極的に飲むようにするといいと思います。
脱水や、食事が摂れない、吐きすぎていて体重がかなり減っている場合には、病院での点滴を受ける必要もあるようです。
耐えられないくらい酷い場合、明らかにつわりの限度を超えているような症状の場合、すぐに病院に駆けつけましょう。
食べられたもの
つわり中でも美味しく食べられたものを紹介します。
- バナナ
- 冷凍フルーツ
- ブロッコリー
- トマト
- 豆腐
- そうめん
- 梅
- レモン系
- フライドポテト
その日その日でも、食べられるものが変わりました。
また、つわり中は普段と食の好みも大きく変わっていました。
バナナはビタミンB6が入っていて気持ち悪さが軽減できるということなので、毎朝一本食べるように心がけていました。生姜も気持ち悪さが軽減できるようでしたが、日により食べれる時と、ダメな時がありました。
調理された食べ物でも、茹でただけのものは食べることができました。
ジャンクフード(マックやピザ)が意外といけるという人もいたので、試しに頼んでみました。ハンバーガーとポテトはいけましたが、ナゲットは気持ち悪くて食べられなかったです。ピザも食べられました。
フライドポテトや、ポテトチップスがなぜか美味しく感じました。スナック菓子等を好んで食べるタイプではないのですが、つわり中一番美味しかったのは何かというと、フライドポテトでした。
吐きそうな時は、あまり固形物を吐きたくないので、フルーツやジュースを摂るようにしていました。
つわりのいいところ
つわりはとてもツラく、なければない方がいいと思いますが、なんとか見つけたつわりのいいところを紹介します。
・体重が減る
・ニオイの変化を察知できる
・自分の胃と相談ができるようになった
・好みが変わることで、興味がなかったことの良さがわかるようになる
体重が減る
つわりで減った体重は、食事がまともにできるようになるとすぐに戻ってしまいますが、妊娠全期間の体重増加量が多くなりすぎずに済んだと思います。
ニオイの変化を察知できる
ニオイにとにかく敏感になるので、周りの変化にすぐ気づくことができます。腐ってたり焦げたり、近所で何か行われているのも、すぐにわかりました。おそらくこの期間に夫が浮気したとしても見抜けると思います。
自分の胃と相談ができるようになった
胃にものが入ると、次は吐く心配がありますが、その感覚がだんだんわかってきました。満腹に食べることはなく、腹八分目という普段わかりにくいようなことも、今どれくらいというのがわかりました。
好みが変わることで、興味がなかったことの良さがわかるようになる
つわりの間に、推しのDVDを見て癒されようという記事もありましたがこれが激変、好きだったはずなのに、少しでもみると気持ち悪くなりました。その代わりに、今までなんとおも思ってなかった芸人さんに癒されるなど不思議なことが起こりました。バラエティは普段必要に見なかったけれど、その面白さに気づくことができました。
つわりの終わり方
症状も日々変化し、毎日波がありました。3回ほどもう終わるかなというタイミングがありましたが、やはりぶり返しました。
後半では、日中の気持ち悪さが軽減され、頭痛の方が気になるようになりました。
平均1週間で1〜2回吐いてしまっていたところ、突然毎日連続で4日間吐きました。
その後、すっぱり終わりました。
つわりが終わると、生活もしやすく、行動もできて、食べ物が美味しい!と感じられるようになりました。
楽しい、嬉しい、幸せというポジティブな感情が生まれてきて、生きてる感じがします。
つわりが終わっただけで、妊娠生活はまだまだ続きます。その後のトラブルに不安もありますが、つわりが今のところ一番ツラいので、これを乗り越えれば!という感じです。
少しでも落ち着いてきたら、つわりが終わったらやりたいことを考えたりすると少し前向きな気持ちになります。
つわり中はメンタルを保つことが大変なので、自分なりの癒しや、解消法を見つけられると症状も軽減できると思います。
少しでも参考になったら幸いです。無事つわり期間を終え、出産できることをお祈りしております。
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